部分入れ歯でお困りの方へ

現在一般的に作られている部分入れ歯はどのような歯の欠損にも対応できますが、残念ながら多くの欠点を抱えています。

  • 歯ぐきにあたって痛い
  • 金のようなものが見える(審美性)
  • 違和感がある
  • 支えにしている歯がぐらついてくる(痛む)

などが代表的な不満のようです。
部分入れ歯をはめて数年経つと、支えに使っている歯がぐらつき、痛みが出て抜歯に至るケースが圧倒的です。
仕方なく隣の元気な歯に針金をかけて抜いた歯の部分を補修しますが、時間が経てばまたその歯が痛んできて結局更に入れ歯が大きくなってゆきます。
最終的にはほとんど歯は残らず全体が入れ歯になり食事の時には食べられるものが制限されるようになってしまいます。果たしてこの数十年間は何でも美味しく食べられたのでしょうか。
旅行に出かけた時にせっかくのご馳走を我慢してはいませんか。
同窓会で何でもバリバリ食べている友人がうらやましかったりしませんでしたか。
今よく耳にするインプラント療法はそれを解決するひとつの有効な方法ですが、誰でも簡単に出来るわけではありません。アゴの骨の状態が良く、糖尿病などの全身疾患が無く、しっかりしたお手入れが出来る方。タバコを吸う方や高齢の方も予後はよくありません。
不幸にも病気になって入院してご自分で十分にお手入れできなくなったりしたら結果は言うまでもありません。
自分たちでインプラント療法をやっていながらこれらのことを考えると、適応できる方も限られてしまいます。
私たちはこれを解決する方法として「コーヌス」という方法を利用しています。
あまり聞いたことが無い治療法かもしれませんが、30年以上の歴史があり、私たちも20年以上の治療経験があります。簡単に言えば残っている歯を全て (ケースによっては一部)を使って入れ歯を支えようというもので、残った歯にずん胴の冠をかぶせてその上に歯の形をした冠をさらにかぶせ、この外側の冠す べてと入れ歯がつながっているというものです。外側の冠と入れ歯は一体となって取り外しできるようになります。

この方法の良い点は

  • 入れ歯ながらガタガタせずに硬いものでもしっかり噛める。
  • 入れ歯が食い込んで歯ぐきを傷めたりしにくい。
  • 外したときに歯と歯の間が空いてお手入れが簡単。
  • 多少弱い歯でも抜かずに利用できる。
  • たとえどこかの歯がダメになっても歯だけ抜いて簡単に修理することが出来る。そのため作り治す必要がない。
  • 外科的な処置の必要がなく、治療は普通の虫歯などの治療と変わらない。

などです。

逆に良くない点は

  • セラミックの歯などに比べると審美性が劣る。
  • 高い精度が求められるために作製が難しい。
  • インプラントほどではないがコストがかかる。

などがあります。
私たち患者さんの中にはすでに10年以上この歯を使っている方がたくさんいらっしゃいますが、幸いどなたも作り直したりせずに順調に使っていただいています。
自分の歯をなくさないで美味しく何でも食べられるということが理想ですが、不幸にも歯を失って憂鬱な食生活になってしまった方にとっては、一つの有力な治療法です。
ぜひ一度ご相談ください。