オフィスホワイトニングとは About
歯科医院で施術を受けていただくタイプのホワイトニングです。ホワイトニング用の薬剤を歯に塗布し、専用のライトで光を照射することで薬剤を活性化させ、歯を白くします。歯科医院でしか取り扱えない高濃度の薬剤を使用するため、1回の施術でも効果を実感しやすく、多くの方が2～3回の通院でご希望の白さを手に入れられます。
また、施術はホワイトニングに精通した歯科医師や歯科衛生士が担当するので、ムラのないきれいな仕上がりが期待できるのも特徴です。
歯科医院が提供するホワイトニングには、自宅で患者さんご自身に行なっていただく「ホームホワイトニング」もありますが、「毎日自分でホワイトニングする自信がない」という方や、「短期間で白くしたい」という方には、「オフィスホワイトニング」をおすすめしています。
このような方におすすめ
- ムラのないきれいな白さを手に入れたい方
- ホームホワイトニングを毎日続ける自信がない方
- できるだけ手間をかけたくない方
- 短期間で白くしたい方
- 結婚式などの大切なイベントを間近に控えている方
- 通院が苦にならない方
オフィスホワイトニングの
メリット・デメリット
Merit / Demerit
メリット
ムラのないきれいな白さが期待できる
自分で施術を行なうホームホワイトニングの場合、仕上がりに不安を感じやすいですが、オフィスホワイトニングの場合は、ホワイトニングに精通した歯科医師や歯科衛生士が丁寧に施術を行なうため、白さにムラができる心配はほとんどなく、きれいな仕上がりが期待できます。
施術中に痛みが出てもすぐに適切な処置を受けられる
オフィスホワイトニングは歯科医院で施術を受けるホワイトニングなので、万が一患者さんが施術中に刺激や痛みを強く感じたとしても、すぐに歯科医師による適切な処置を受けられます。
短期間で希望の白さを手に入れられる
オフィスホワイトニング用の薬剤は、ホームホワイトニング用の薬剤よりも歯を白くする過酸化水素の濃度が高いうえに光の照射でホワイトニング効果を高められるため、1度の施術でもしっかりと歯を白くできます。個人差はありますが、多くの方が1回30～60分の施術を1～3回受けることで、希望の白さを手に入れています。
手間がかからない
ホームホワイトニングでは、薬剤を塗布したマウスピースの装着を毎日2時間、およそ2週間にわたって続ける必要があります。一方、オフィスホワイトニングの場合は通院する必要はあるものの、自分で施術をする手間はかかりません。また、ほとんどが回の施術が1時間以内に完了します。
デメリット
元の色に戻るのが早い
ホームホワイトニングは時間をかけてじっくりと白くする分、ホワイトニング効果が持続しやすく、1年ほど白さを保てることが多いですが、オフィスホワイトニングでは、多くが3～6ヵ月ほどで元の色に戻っていきます。なお、完全に元の色に戻る前に再び施術を受けることで白さは維持できます。
施術回数が多くなる場合がある
オフィスホワイトニングは即効性が期待でき、1回の施術でご希望の白さを手に入れられる場合もありますが、元々の歯の色や変色の原因、希望する歯の白さなどによっては3回以上施術を必要とする場合もあり、回数が多いほど費用がかかります。
歯がしみたり痛みを感じたりすることがある
オフィスホワイトニングでは、歯科医院でした取り扱えない過酸化水素の濃度の高い薬剤を使用します。この薬剤は高いホワイトニング効果が期待できますが、歯の内部に浸透することで神経が刺激され、歯がしみたり痛みを感じたりすることがあります。
施術後24時間以内は食事制限がある
オフィスホワイトニングの施術を受けた直後は、歯が着色しやすい状態になっているため、施術後の 24 時間以内は、カレー、コーヒー、赤ワインなどの色の濃い飲食物を避ける必要があります。また、喫煙も控えていただきます。
当院のオフィス
ホワイトニングの特徴
Feature
オフィスホワイトニング用薬剤
当院が採用しているホワイトニング用薬剤は、過酸化水素をメインに炭酸水素塩を配合した薬剤で、1度の施術で4～6段階の白さアップが期待できるのが特徴です。また、歯や歯肉に対する刺激も少ないため、ホワイトニングによる痛みに不安がある方も安心して施術を受けていただけます。
ホワイトニング用照射器
オフィスホワイトニングでは、薬剤を塗った歯に専用の光を照射することで、薬剤のホワイトニング効果を高めます。当院で導入しているホワイトニング用照射器は、高い放射照度の光を照射することでホワイトニング効果を高められるのが特長です。また、従来の照射器よりも紫外線領域の波長が少ないため、唇や歯肉が日焼けするリスクを低減できます。
オフィスホワイトニングの
流れ
Flow
1カウンセリング
カウンセリングでは、歯のお悩みやホワイトニングに関する疑問や質問、希望する白さや予算などについて丁寧にお話を伺ったうえで、あなたに合ったホワイトニングをご提案します。当院ではカウンセリングを無料で実施していますので、どうぞお気軽にご相談ください。
2クリーニング
歯の表面に着色汚れや歯垢、歯石などが付着していると、ホワイトニング用の薬剤が歯に浸透しにくくなり、ホワイトニングの効果を十分に得られない可能性があります。そのため、ホワイトニングの前には専用の器機と研磨剤を使用してしっかりと歯のクリーニングを行ないます。
3ホワイトニング用薬剤の塗布
薬剤の刺激から歯肉を保護する処置を行なった後、白くしたい歯の表面に薬剤を塗布します。薬剤は厚みが均一になるように丁寧に塗布し、白さにムラのないきれいな仕上がりを目指します。もし痛みなどを感じた場合にはすぐにお知らせください。
4ライト照射
薬剤を塗布した歯の表面に 2cmほどの距離から専用のライトを使用して光を10分間照射します。照射が終わったら薬剤をふき取り、新しい薬剤を塗布します。この薬剤の塗布とライトの照射の工程を3回繰り返すことでしっかりと歯を白くします。
5施術終了
3回目の光の照射が終わったら歯の表面を水洗いし、薬剤を完全に取り除きます。その後、仕上げに歯のクリーニングを行ない、今回の施術でどのくらい白くなったかを確認していただきます。さらに白くしたい場合は、次回の施術の予約をお取りください。
・審美性を重視するため自費（保険適用外）での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・薬剤のおもな成分、過酸化水素には歯の表面の保護膜を溶かす作用があります。保護膜が元に戻るまでの24～48時間程度は、歯の表面が荒れやすくなります。
・薬剤が歯の神経に刺激を与えるため、知覚過敏・疼痛・冷水痛などの症状が生じることがあります。
・即効性がありますが、1回の施術ではご希望の白さに仕上がらないことがあります。その場合は複数回通院いただく必要があります。
・歯の厚さや薬剤の効果が現れにくい部分があることなどにより、白さにムラが出ることがあります。歯の形状には個人差があるため、実際に施術をしないと結果はわかりかねます。
・施術後は徐々に後戻りするので、1回の施術で白さが持続する期間は、一般的に3～6ヵ月程度です。
・施術後は、白さを維持するためのメンテナンスが必要になります。